中本マリ 

Mari nakamoto





宮城県仙台市出身。

 3歳からピアノとクラシック・バレエを学び、10歳からは東北児童合唱団に所属。
1962(昭和37)年に上京し、東邦音楽大学付属高校声楽科に入学。
在学中からポピュラー・シンガーとしてプロ活動を開始。


1970(昭和45)年、本格的なジャズ・ヴォーカリストに転向。
1973(昭和 48)年、『アンフォゲッタブル』でデ ビューし、
1978(昭和 53)年には モントルー・ジャズ・フェスティバルに出演、同年から『スイングジャーナル』誌読者人気投票ボーカル部門で 8年連続第 1 位を獲得した。
1979 (昭和 54)年発表の『アフロディーテの祈り』で同誌ジャズ・ディスク大賞特別賞を受賞。同アルバム はスティーヴィー・ワンダー、ミシェル・ルグランらの書き下ろしによる全曲オリジナルで、日本ジャズボーカル史上最高傑作として知られる。 以降レコーディングはもとより、ラジオのパーソナリティも務める。
日野皓正、ジョージ川口、渡辺香津美、ジョージ・ベンソンら名だたる演奏家たちと多数共演し、これまでリリースしたソロ・アルバムは 26 枚に及び、芸歴も50年を超え今尚、精力的に全国でライブを行なっている。


85年水島早苗賞第一回グランプリに輝く。
90年“オール・ジャパン・ジャズ・エイド”の発起人となる。
91年アルバム『ヴォイス』でスイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ヴォーカル賞を受賞。
翌92年同誌の読者人気投票で6年ぶりに通算9回目のポール・ウィナーとなる。
95年阪神淡路大震災のチャリティ・コンサートの発起人となる。
同年、レジー・ワークマン・トリオと全国ツアーを行い、同トリオでアルバム『サマータイム』を録音。
翌96年シダー・ウォルトンらとニューヨークにて
アルバム『ホワット・イズ・ラヴ?』を録音。
03年約7年ぶりとなるアルバム『NADECICO』を発表し話題となる